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馬鹿親日記24

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(6月26日付)

 現在子どもは、3歳1か月。体重も13・3㎏と立派になり、妻に「何してるんって聞いて」などと求め、会話を楽しんでいます。

 さて以前、妻の友人宅で「うまれる」という、4組の夫婦の妊娠や出産に関するドキュメンタリーを観ました。上映後、見てよかったなという思いとともに、その映画の中で取り上げられていた、「胎内記憶」について印象が残りました。

 言葉がない世界で果たして人はどう思考するのか考えてみたいとも思いましたが、それ以上に「わが子は、胎内で考えたり、聞いたり、やったことを覚えているのか」改めて気になりました。

 しかし同時に、かつて友人が「子どもは、胎内記憶について一度話をするともう忘れてしまう」ということを酔っぱらいながら話していたことも思い出しました。

 「チャンスは一度きりかも。しかし、聞いてみたい」とやや悩んだ末、子どもと2人でいるとき、お腹の中にいたときどうやった?と質問。

 すると、「こうやった」と、手の甲で眠い目をこするしぐさをしました。

 覚えていたのかと感動のあまりぼうぜんとし、「もしかしたらこの子は天才かもしれない」と親の責任の重さを感じたりしました。

 これを1人のものにしてはいけないと思い、早速その日妻に伝達。

 すると、すでに妻も子どもに同じ質問をしていたようでした。しかし、子どもは何も覚えておらず、妻が胎内でのしぐさを教え、子どもは僕にそれを伝えたのでした。

 少し残念に思いながらも、そうだったのか、やはりうちの子は覚えていなかったか、と何だかほっとしたのでした。