堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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馬鹿親日記23

5月9日付け

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 現在子どもは、まもなく3歳。

 団地の4階に住んでいることから、踊り場の回数表示を覚え、1~4の数字と、なぜか7だけは読めるようになり、いつの間にそんなに成長したのかと驚かされる毎日です。

 さて、遊びに夢中になっている子どもに帰宅を促すのは、骨の折れる作業です。「もう1回」「あと1回」と繰り返し、遊びを全然終えないため、最終的には、まだ遊びたいと怒る子どもをだっこして帰路につくのもしばしばです。そんなある土曜日、NHKの「すくすく子育て」という、子育ての苦労をみんなで考える番組を目にしました。

 番組は、遊びをうまく終わらせる方法について紹介していました。保育士さんが、「いっぱい遊ぶ~」とテンションが上がっている子どもに対し、「あと何回する?」と確認し、「あと3回」などと答えさせて、その回数が終了したら、遊びを終わらせていました。「そうか、『自分で自分で』と決めたがる子どもに決めてもらうんや」と目を見開かされた思いでした。

 さっそく次の日、すべり台に夢中になっている子どもに実践。「いっぱいちゅべる」とすべり台にすがりつく子どもに、「あと何回すべる?」と投げかけてみました。

 すると、「あと3回と~2回と~4回」と返ってきました。「テレビとはちゃうなあ。現実は9回もすべるのか」とぼうぜんとしました。「いっちょにちゅべろう」という子どものリクエストにも応えてすべりましたが、回数を忘れてしまい、最終的には子どもがわんわん泣くなかだっこして無理やり連れて帰る、いつもの光景が繰り返されるのでした。家に帰ると僕のズボンの尻が破れており、すべり台の厳しさにまたまたぼうぜん。

 しかし、日々の子育てのちょっとした疑問や工夫について、気軽に交流できる機会は大切だと思ったのでした。