「戦争する国づくり」NOの世論と運動を高めよう
（6月26日付）
安倍内閣は、集団的自衛権の解釈改憲について、７月上旬の閣議決定を狙っています。これに反対する運動が急速に広がっています。９条守れの声を強めましょう。
憲法９条は、３００万人の尊い命を失い、侵略によってたくさんの犠牲者を生んだ第二次世界大戦の反省から、「戦争をしない」「武力をもたない」ことを世界に誓った、世界に誇るべき先進的な憲法条項です。
安倍政権は、憲法９条の明文改憲を狙いましたが、うまくすすみませんでした。そこで次に憲法96条の改憲手続きを緩和しようとしましたが、これにも「邪道だ」との声が改憲論者の間からも起こるなど全国的な運動のひろがりのもと、頓挫しました。そこでいま、解釈改憲で集団的自衛権行使容認を強引にすすめようとしているのです。
歴代の自民党内閣が否定してきた集団的自衛権の行使容認を、国会ではなく閣議決定で変えようとする危険な動きに対して国会の内外で批判が高まっています。６月23日の「朝日」・「共同」世論調査結果でも、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認に５～６割が反対しています。与党協議という限定的な議論からも、『海外での武力行使』という問題の本質が毎日のように伝わるなかでの結果です。憲法９条を大事にしたい、平和と民主主義を守りたい、という国民のエネルギーの大きさが示されています。
堺でも「解釈改憲ＮＯ」の声をひろげよう
緊迫する国会状況を受け、憲法を守る共同センターなどの呼びかけで、緊急に堺での集会が下記のとおり７月１日（火）に開催されることが決まりました。一人でも多くの人に呼びかけて、「解釈改憲を許さない」「戦争する国づくりＮＯ」の世論を示しましょう。集会後には、デモ行進も予定されており、憲法を守ろうとアピールしていきます。
たたかいの帰すうを決めるのは主権者である国民の世論と運動です。圧倒的な国民世論で安倍政権を包囲し、世界に誇る日本の宝―憲法９条を守り抜きましょう。
海外で戦争する国にするな！
7月1日（火）ＰＭ６：１０～６：３０
堺東・瓦町公園
（集会の後、６：３０よりパレード）
主催：9条署名推進・堺共同センター
