堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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馬鹿親日記32

過去記事は堺市職労ブログをご参照ください。→http://unionsakai.seesaa.net/article/263187873.html

(8月10日付)

 現在子どもは4歳3か月。「昨日、保育所で○○ちてん」「○○ちゃんがこんなんやったで」と教えてくれるようになりました。

 さて、子どもに本を読んでいると、僕よりもスラスラと読むばかりか、間違えると「ちゃうで」と注意されることがよくあります。もしかして字が読めるようになったのかと思いましたが、どうやら絵を見て覚えたことを話しているようでした。

 なぜこんなに覚えているのだろう。僕はすぐに忘れるのにと気になって調べてみると、記憶には、短期記憶と長期記憶があり、子どもはどんどん新しいことを覚えていく代わりに、覚えていられる期間が大人より短い「短期記憶」が主であることが分かりました。

 そして、興味を持つこと、繰り返すこと、眠ることなどで、記憶が定着し、長期記憶に変わるとのことでした。

 そうすると、きっと繰り返し見ている安室奈美恵のDVDなどは、長期記憶化してるんやろなと思いました。

 おりしも、夏祭りの時期が近づいていました。夏祭りの盆踊りを、子どもが、僕と過ごした楽しい思い出として覚えてもらいたいと考え、地域会館の盆踊り練習日に2人で出かけようと誘いました。子どもは甚平姿で、少し上のお姉ちゃんと一緒に一休さん音頭や泉北音頭を踊り、周りの方々に「上手やね」と褒められ、満足そうでした。

 その後も地域会館の前を通るたびに、「この前ここで踊ったな~」とか、「次はかか(母)も一緒に行こな」と話しかけると、子どもは「うん、ちょうやなあ」と答えていました。

 日が過ぎ、またまた盆踊り練習日がやってきました。頃合いを見計らって、地域会館に誘うと、「いや、お風呂屋ちゃんに行きたい」

と拒否。「また踊ろうよ」とか「お姉ちゃん来るで」と言っても頑として譲りません。

係の人に行くって約束したのにどうしよう、とぼうぜんとしながら、お風呂屋さんの楽しさの記憶の強さに驚き、あきらめて風呂屋に向かったのでした。