職場から賃上げ・人員・労働条件等の要求実現闘争を旺盛にすすめよう
(10月31日付)
2014年秋季年末闘争に向けて、堺市職労第2回拡大中央委員会を10月29日に堺市役所地下会議室で行い、35名の中央委員の出席のもと、闘争方針(案)、要求書(案)を論議し、決定しました。
中央委員会では、市民支部の栗原中央委員を議長に選出しました。
あいさつに立った山道委員長は「大阪都構想の協定書案について、府議会と大阪市議会で否決された。維新の会は、毎月10日を都構想の日として宣伝行動を行っている。しかしその中身はカジノや、リニアの大阪同時開業などばかり。私たちもどういうまちをめざすのか、自治体像を打ち出していこう」と呼びかけました。
荻野書記長から、秋季闘争要求アンケート結果報告を行い、(アンケート結果・分析は後日掲載)前回(10月15日)の拡大中央委員会で提案した「秋季闘争方針(案)、14秋季年末・一時金等要求書(案)」について、この間の議論や新たな情勢をふまえた修正点を含め再提案しました。
続いて、質疑討論では、「諸課題について、労使でやり取りしてきた4級最高号給到達に比べて、現在の副主査選考は到達していない。しかし8年間にわたり解決が遅れていたことについて具体案が示されたことは評価したい。到達していない点については引き続き運動してきたい」「係や課の適正規模、どのような役職者配置が適切か、論議が必要」「アンケート集約は、組合員の思いをひきつけるものとして重要。重視して取組みを」「人事委員会勧告の月例給改善には期待感がある。引上げについて完全実施させよう」(植本中央委員)「1人1台のパソコン配置の要求は切実。現状は、なかなか使い勝手が悪い。ぜひ改善をお願いしたい」(赤石中央委員・澤田中央委員)と3名から発言。
執行部から、「ご発言については受け止めて、執行委員会で論議していきたい」「①諸課題については、私たちの要求である4級93号給(39万4600円)と副主査選考提案には開きがある。今後も新たな主査選考や到達水準の改善を引き続き求めていくとともに、秋季年末闘争でも、副主査給料表について在職者調整や人事委員会勧告の反映など改善を求める。②アンケート回収は、職場の担い手を増やす重要な活動と考えている。まだお手元にあればぜひ集約いただきたい。③人勧の実施という点では、あらゆる任用形態について、チームワークを強める観点からの引上げを求める。④パソコンについては、まずは実態を把握したい」と答弁。
試行部からの提案議案は、すべて全会一致で可決されました。
今後、交渉日程に示された決着日に向け、職場集会・職場連名要請書に取り組み、11日全体要請行動へのご参加を提起します。組合員のみなさんの積極的な参加をお願いします。
諸課題、賃上げや積み残し課題の前進のためには多くの声を示す必要があります。未加入職員の方の組合加入の呼びかけもあわせてお願いします。