東京・日比谷国民集会開催
(10月29日付)
医療や介護の営利化に反対し、社会保障の充実を求めて23日、「いのちまもる・憲法いかす国民集会」が東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。
雨が残る会場には全国から3200人が参加。堺市立病院機構労働組合(堺市職労病院支部)からも14人がトレードマークのピンク色の「医師・看護師増やせ」のゼッケンをつけて参加しました。
この集会は、保団連や全日本民医連、日本医労連、自治労連など11団体による実行委員会の主催です。
呼びかけ人3氏はあいさつで、伊藤真実さん(医療法人社団花の谷クリニック院長)は「人のいのちより経済や国家を優先する思想を許してはならない」と呼びかけました。川嶋みどりさん(日本赤十字看護大学客員教授)は「憲法25条を踏みにじる政府の不当性に抗議しましょう」と呼びかけ、本田宏さん(済生会栗橋病院院長補佐)「弱きをくじく国、日本を一緒に変えましょう」と力強く呼びかけました。そのあと、げんばから、北海道の訪問看護師、東京の介護福祉士、愛知の歯科医師、千葉のソーシャルワーカーの4人がリレートークで、現場の実態を告発して、社会保障の充実を訴えました。
集会後、「いのちまもれ!」「医師・看護師を増やせ!」とシュプレヒコールしながら国会議事堂に向かって請願デモを行いました。