堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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憲法・いのち・社会保障まもる10・11国民集会

「国の責任でいのちと人権が大切にされる  

  社会保障の充実を」と全国から3700人(10月16日付)

10月11日、日比谷野外音楽堂で「憲法・いのち・社会保障まもる10・11国民集会」が開催され、全国から3,700人以上が参加しました。

 主催者あいさつで医労連の森田しのぶ委員長は「命を守る医療・介護労働者は戦争には絶対反対。命を大事にしない政治を変えていく必要がある」と強調。「いつでもどこでも誰でも、必要なときに安心の医療・介護を受けられることは国民の最も切実な願いであり、憲法で保障された権利。一人一人が人間として尊重され、健康に生きる社会を実現するために、憲法守れの共同を広げていきたい」と述べました。

 続いて著名人からのエールでは、菱山南帆子さん(総がかり実行委員会)から「医療と福祉の切り捨て反対と、軍事費削減を、の訴えを一体のものとして掲げていこう」力強いエールがおくられました。 リレートークでは医師、患者団体など5団体から発言があり、自治労連からは介護現場から藤野とも子さん(介護対策委員・岩手自治労連)が介護現場での人手不足・過重労働などの実態について発言しました。

 勤務医でつくる全国医師ユニオンの植山直人代表は「医師の働き方改革について検討会が開かれているが、医師の労働側代表がいない。労働組合を軽視するような姿勢は許せない」と批判。「過労死ラインを超えて働く勤務医が4割もいる。人口当たりの医師数は経済協力開発機構OECD)加盟国平均より3割少ない。本当に必要な人的資源である医療スタッフを増やすことこそ今、国がやるべきだ」と訴えました。 集会の最後には集会アピールを読み上げ、会場全体で10・11国民集会の成功を確認しあい、厚生労働省に向かってシュプレヒコールを行いました。集会後には参加者による銀座パレードが行われ、道行く人たちに「憲法25条をまもれ。いのちをまもれ。医師・看護師を増やせ。地域医療をまもれ。平和憲法をまもれ」と白衣で元気にアピールしました。

 集会には自治労連からも、堺病院労組を含め、全国16地方組織と本部、113人が参加しました。