堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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いのち守る集会3000人以上全国から東京に集結!

社会保障充実、医師・看護師・介護士大幅増員を 日比谷野外音楽堂&銀座パレードで訴え

(11月1日付)

10月20日(木)、社会保障の充実や、医師・看護師・介護職員の大幅増員と処遇改善、戦争法廃止などを求めて、東京・日比谷野外音楽堂で「憲法・いのち・社会保障まもる10・20国民集会」が開催され、全国から3000人以上が参加。この集会は、自治労連が事務局団体を務める実行委員会が主催、堺市立病院機構労働組合からも南委員長を先頭に、お揃いの白いヤッケの上から、トレードマークのピンク色の「医師・看護師増やせ」のゼッケンと横断幕を持って、18人が参加しました。

 集会は12回目。主催者を代表して中野医労連委員長は「新潟県知事選での市民と野党の共同で知事を誕生させたことにふれ、原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)批准にノーと審判を下したものだ。TPPは保険のきかない医療を拡げる可能性があり、医療にとっても重大な問題」と挨拶。

 続いて、NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典さんから力強いエールが送られました。リレートークでは医師、患者、看護師など5人から発言があり、全国保険医団体連合会の武村副会長は、貧困の広がりは患者の医療抑制につながっているとして、患者とともに医療費負担増にストップをかける運動を呼びかけました。

 保育現場から福祉保育労の西須雄大さんが、低賃金を理由に辞めていく仲間がいるとして、安心して働くことができる処遇改善が必要だと訴えました。

 集会アピールを自治労連の西博美さん(西宮市立中央病院)が読み上げて提案し、会場全体で10・20国民集会の成功を確認しあいました。隣の厚生労働省に対して「いのちまもれ~」「憲法まもれ~」、3000人のシュプレヒコールが会場に響き渡りました。

 集会後、東京駅に向かって参加者による銀座パレードが行なわれ、道行く人たちに「憲法25条をまもれ。いのちをまもれ。医師・看護師を増やせ。医療労働者・介護労働者増やせ。地域医療をまもれ。平和憲法をまもれ」と元気にアピールしました。

集会参加者の感想

◆今年度から堺市立病院労働組合執行委員となり、病院で働く労働者の環境を整えることの難しさを実感する日々。そんな中、国民運動へ参加する機会があり、世間の労働者は、どうしているのか、どうなっているのかと知るために参加を決意しました。会場には医師、看護師、介護士、保育士、また患者団体も参加しており、それぞれ厳しい環境下で働いているもしくは過ごしているという現状を知ることが出来ました。個々の小さい声でなく同じ意見を持った人たちが一丸となって声を上げることで、世間に伝わり、良き結果に繋がることもあるのかと感じました。(Y)

◆今回参加して日本中から多くの看護師などの人達が集まっていることに驚きました。いのちをまもれ、医師・看護師の人数を増やせなど言いながらパレードを行ない、私自身、政治に対する関心が高まり、この活動が何かの変化になればいいなと思いました。

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