全労働者の大幅賃上げを くらし守れ!戦争法廃止!
(3月22日付)
全労連・国民春闘共闘委員会は17日、前日の春闘集中回答をふまえて、各地でストライキをはじめとする「全国統一行動」を実施しました。すべての労働者の大幅な賃金引き上げと底上げ、戦争法廃止を求めて、宣伝、集会、パレードなどを多彩にくりひろげ、堺市職労も市役所前昼休み宣伝行動など多くの取組みを行いました。
安倍政権交代早く
「安倍政権打倒・おおさか維新政治打破!戦争法を廃止し、賃上げと暮らし・雇用の安定を」「春闘勝利!くらし守れ!戦争法廃止3・17大阪総行動」が取り組まれ、早朝宣伝、大阪府をはじめとする自治体への申し入れ、要請・交渉、昼休みデモ・宣伝、集会や春闘学習会を旺盛に行いました。
大阪春闘総決起集会
大阪春闘共闘委員会と大阪労連が開催した大阪市北区での決起集会には、1000人が参加。堺市職労病院支部からも6名がおそろいの「医師・看護師増やせ」ゼッケンをつけて、横断幕と組合ノボリを掲げて集会最前列で参加しました。
川辺和宏春闘共闘委員会代表委員(大阪労連議長)が、主催者あいさつ。「昨年を大きく下回る大企業の低額回答に加え、非正規労働者やワーキングプアも増加の一方だ」とのべ、「要求を高く掲げて春闘を大きく前進させていきましょう」と、呼びかけました。
大阪商工団体連合会の藤川隆広会長が「軍事費を過去最大に増やし、国民には負担増の安倍政権を一刻も早く交代させようと」連帯あいさつしました。
西梅田までデモ行進
集会後のデモ行進では、「安倍政権は、消費税の増税と年金や社会保障の大改悪、国内産業を破壊するTPPへの参加の一方で、法人税減税や残業代ゼロ法、原発再稼働など、大企業中心の施策で国民の暮らしと地域経済を破壊」「安全保障関連法(戦争法)で、日本を戦争する国にし、憲法まで変えようとしています。『こんな政治は許せない。安倍政権は交代を』の声をもっと拡げましょう」と、アピール。「賃上げで景気回復を」「大企業は儲けを労働者・中小企業にまわせ」「残業代ゼロ法・解雇自由化反対」「消費税大増税反対」「社会保障の拡充を行え」「戦争する国づくり反対」「関電は原発を稼働するな」とシュプレヒコールしながら西梅田までデモ行進を行いました。
医療労働者学習集会
デモ行進の後、大阪府下の医療労働者は「流れを変える16春闘にしよう」と学習集会を行いました。
日本医労連の森田進氏から「運動の中心に『安倍政治を終わらせる』ことが、重要。労働者の処遇改善や国民生活改善を実現し、戦争しない日本、社会保障を充実するためにも、私たち医療労働者が職場から声を上げ、国民と一緒に、政治を変えるために共に頑張りましょう」と、元気の出る講演をいただき、早朝からの大阪総行動の全行動を終了しました。