趣旨は理解するが強制のないように
(10月8日付)
10月1日の堺市自転車のまちづくり推進条例の施行にあたり執行部は協議しています。
所管部局より各局に、①横断歩道での押し歩き、②ヘルメットの着用、③自転車の点検整備、④自転車利用推進委員の設置等のお願いが通知されています。
当局は「安全のためにヘルメットの着用等の努力義務を規定した。市職員から主体的に取組みを進めたい。趣旨をご理解のうえご協力をお願いしたい」としています。また、ヘルメットは、今年度600個を準備したが、当面の措置として工事用ヘルメットの代用も可としています。
その他、コミュニティサイクルについても、ヘルメット貸出を考えているとしました。
職場からは「インナーキャップ等を使用してヘルメットの複数名の共用が依頼されていたが、1人1個を確保するよう所属長が頑張ってくれている」「課長から配付されて着用しているが、未着用の部署もあるようで戸惑いを感じている」といった声が挙がっています。
執行部は、自転車の安全利用の趣旨を理解しつつ、引き続きヘルメットの確保に努力するとともに、職場状況等をかえりみない強制がされないよう求めています。