堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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第2回拡大中央委員会を開催

不当な賃金カット提案跳ね返し、秋季闘争勝利へたたかいをすすめよう

(11月2日付)

 10月31日、第2回拡大中央委員会を開催し、秋季闘争方針(案)などが可決されました。要求書は1日、提出しました。

 あいさつに立った丹野委員長は「先日賃金カットの提案交渉を行った。提案理由を『国の特例法での賃金カットに準ずる』『財政運営が厳しい』と言うが堺市独自に問題があるとはまったく理解できない。提案を撤回させるために全力をあげる。組合員・職員一丸となっての奮闘を」と呼びかけました。

【方針の補強・交渉日程を再提案】

 その後、荻野書記長から前回の拡大中央委員会で提案した秋季闘争方針について、①道理のない賃金カット提案の撤回のためのたたかいを加え、②6日(火)を皮切りに8日(木)、13日(火)、そして16日(金)をヤマ場とする計4回の交渉日程が再提案されました。

【一時金は生活費の補てん】

 次に、山田調査部長から秋季闘争要求アンケートの結果報告がありました。

 一時金の必要額は平均で2・682ヶ月プラス39096円でした。使い道は、生活費の補てんが69・7%、貯蓄が44・8%、住宅ローンの返済が33・5%で、賃金の後払いとしての性格が強く表れています。

 賃金以外で特に改善を求めるものは、人員体制の確保が55%と圧倒的で、人減らしや過密労働の職場実態を浮き彫りにしています。

 なお、アンケート結果については今後も本紙面で順次報告していきます。

【たたかいのなかで組合は成長する】

 討論では、非常勤職労の下岡中央委員から「非常勤パネルディスカッションが大きく成功して確信になった。このとりくみを通じて組合員が増えた。当時、4年雇い止めの提案がされて、職場で分断が持ち込まれそうになったが、『雇用を守る』ことを一致点に団結して跳ね返した。労働組合があるからたたかえた、当たり前のことだがその大切さを伝えていく大事さを実感している」、水道支部の植本中央委員から「不払い残業が28%もあるのは由々しきこと。体制確保の要求の多さからも、解決のとりくみが重要。また、人事評価制度もニュースで掲載されているとおり課題は山積している。闘争で後回しにすることなくやっていく必要がある」との発言がありました。

 執行部より提案した秋季闘争方針(案)、秋季年末・一時金等要求書(案)、賃金削減撤回要求書(案)について全て圧倒的多数の賛成で可決されました。

 今後、連名要請書にとりくみ、要請行動なども提起していきます。また、今まで以上の宣伝・報告を行います。職場全体で運動を広げ、生活・労働条件改善に向けたたたかいをすすめていきましょう。