コロナ後の核なき世界の展望を示す大会に
多彩なゲスト、オンラインで視聴しよう♪(8月3日付)
広島と長崎への原爆投下から75年目にあたる8月6日と9日を中心に、今年の原水爆禁止世界大会は、コロナ禍のもと、「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を~人類と地球の未来のために」をテーマにオンラインで開催されます。
今年、2020年は、広島・長崎への原爆投下から75年、そして、世界が三度の戦争の惨害を防ぐことを決意し、国連を創設してから75年の節目に当たります。
1946年1月、第一回国連総会は「各国の軍備から原子・大量破壊兵器の一掃」を決議し、戦後政治の方向を定めました。
国際政治の現実は、世界が一致して定めた目標とかけ離れています。核軍備競争の結果、世界にはなお1万4千発を超える核兵器が蓄積、配備されています。アメリカなど核大国は、自国の利益第一を主張し、核軍備の近代化・増強を続けています。世界の軍事費は史上類例のない1兆9170億ドル(約200兆円)にも達し、なお増え続けています。世界中の人々が、気候変動や新型コロナ問題、社会的経済的格差・貧困など、危機に直面している最中にです。
国連のグテーレス事務総長が、「世界のあらゆる場所での即時停戦」をよびかけたように、いま緊急に求められるのは、「自国優先主義」などの対立や分断ではなく、国際協調と連帯です。紛争と戦争をやめ、核兵器をなくし、軍事費を削減し、新型コロナ対策、市民の生活、雇用・営業の
支援を‐。この大きな平和と共同への転換、国連憲章の平和秩序に立つジェンダー平等で公正な、持続可能な世界が求められています。
視聴は、日本原水協ホームページから