堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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要求は切実 短期臨時職員の雇用確保と賃上げ求め団結してたたかおう

9月14日付

 9月12日、短期臨時職員に関連する「会計年度任用職員制度」「賃金の引上げ」の2つの要求書を提出しました。要求実現に向けて、職場からの運動を広げましょう。

会計年度 要求を論議

 この間、組合主催で行った「会計年度任用職員制度についての説明会」には、80人を超える当事者が参加。非常勤職員の組合も独自で学習会を開催。組合への加入も広がっています。

会計年度移行要求書

 「短期臨時職員の会計年度任用職員制度移行にあたっての要求書」では、「現在、一日7時間30分、週5日(37時間30分)の短期臨時職員の一週間当たりの勤務時間について、原則フルタイム(週38時間45分)とすること。その他の短時間勤務の職種については、パートタイムとすること」「フルタイムの会計年度任用職員の賃金については、初年度は行政職給料表1級13号給(本給152900円)として、以後1年毎に4号給を加算すること。また、専門的な知識経験を必要とする業務を行う職種については、行政職給料表2級を適用すること。地域手当(10%)、期末勤勉手当、退職手当等をはじめ、他の諸手当も常勤職員に準じて支給すること。なお、パートタイムの会計年度任用職員の賃金については、諸手当も含め、基本的にフルタイムの時間比とすること」「年次有給休暇について、再度の任用が行われる場合に、繰り越すこと。また、1年毎に1日の有給休暇を加算すること。また、特別休暇も常勤職員に準じること」「任用待機期間は設けないこと」「同一所属への再度の任用をさまたげないこと」を求めています。

賃上げ等要求書

 「短期臨時職員の賃金引上げ等を求める要求書」では、「大阪府最低賃金額の引き上げ額が、4年連続で、現行方式となった2002年以降の最高となる動向やデフレ脱却に向けた政府目標、さらに当該職員の働く意欲の向上という観点から、短期臨時職員(一般事務)の時間賃金を、2018年10月1日より1000円以上とすること」「一般事務以外の職種についても、一般事務との均衡を基本に所要の改定を行うこと」「時間外勤務にかかる割増率について、1日又は1週間の正規の勤務時間を超える勤務に対して、100分の125以上とすること」「堺市の事務の執行において、短期臨時職員が果たしている役割を踏まえ、夏季休暇の付与日数増や慶弔、交通機関途絶に係る休暇等の有給化を図ること」を求めています。

 要求書提出に際して当局は「最低賃金の改定で、(本市の短期臨時職員の時間給が)下回るのは明らか。どう反映するか検討したい。会計年度任用職員については、制度設計中。できるだけ早期に協議したい」としています。

 当事者の熱い思いと市職労全体の団結の力で、要求実現に向けて頑張りましょう。