職場からの要求の前進を!
引き続いて取組みの強化を!(6月1日付)
5月30日、第4回拡大中央委員会を開催し、夏季闘争の当局回答などを含む中間総括(案)を提案。参加した中央委員の拍手による賛成で提案は可決されました。議長は下水道労組のT中央委員が務めました。
冒頭、あいさつに立った山道執行委員長は、最近見た韓国の映画『タクシー運転手』に触れ「韓国でパク・クネ前大統領が政治を私物化して『お友達』に便宜を図ることに対して、キャンドル革命ともいわれる韓国全土を席巻した国民のデモで大統領罷免にまで追い込まれた。今、安倍政権は同じようなことが次々と明らかになっている。韓国にも学び、安倍政権に真相究明をさせる国民運動の中で積極的に役割を果たしていきたい」など述べました。
続いて林田書記長は夏期闘争中間総括(案)の提案で当局回答について「交渉では、短期臨時職員の任用待機期間の見直しや、心身のリフレッシュによる業務効率の向上の観点から、少なくない政令市で付与されているリフレッシュ休暇の復元、年金支給が停止されているもとでの生活に見合った再任用職員の賃金の引上げ等を強く求めてきた。これらの点は組合として引き続き要求していく」などと述べ、質疑に移りました。
Sさん
職場でアンケートや連名署名に取り組む中でいろいろな方から意見をいただいた。再任用職員の方からは特に無年金期間、今の給料では到底生活できない実態、短期臨時職員の方からは1年かけて慣れた職場で働き続けることができないこと、また、空白期間の撤廃の要望を聞く。会計年度任用職員についてまだ知られていないので積極的に知らせていきたい。
Fさん
労働組合が夏期闘争に取組み、本庁では毎日の堺市職労ニュースを門前配付して知らせてはいるが、あまり知られていない実態がある。交渉していることを庁内で喚起する工夫が必要。
環境局の職場では出先も含めて職場委員を選出して職場活動をしている。5月には新規採用者の歓迎会を20名の参加で行い、組合加入もいただいている。加入を検討している方もいて、これからもはたらきかけていきたい。
Uさん
時間外の縮減について本部交渉では一般論にならざるを得ない。それぞれの職場によって時間外勤務の実態は違うので、職場ごとでの要求の取りまとめがあって実効的な手立てが打てる。
再任用職員は定年前と変わらず本格的業務に従事しているにも関わらず、手当制度など格差が著しい。すぐに前進できるようなことではなくても、労働組合が取り上げて声を上げ続けることが重要。
中央委員のみなさん、お疲れ様でした。