堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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211件の異議申し出にも、大阪地方最低賃金審議会答申どおり909円で確定

短期臨時職員の賃金引上げをすすめよう(8月30日付)

8月18日、大阪地方最低賃金審議会が開催され、多数の異議申し立て書が提出されましたが、答申どおり中央目安26円引上げ、909円が確定。9月30日発効となることが確認されました。

 当日朝から、大阪労連は、大阪地方最低賃金審議会総会が開催される大阪労働局前で宣伝を行いました。

 8月3日付けで答申のあった「26円引き上げ、909円に改定」と決定することに対して18日に異議申出行動を実施し、「答申の909円では到底納得できない、今すぐ時給1000円にするための再審議を!」と訴えました。大阪自治労連からは、大阪府職労と本部書記局が参加し、全体では35名の参加がありました。

その後、10時から最賃審議会第324回総会が開催され、本部より4名が傍聴参加しました。

 総会では、事務局(大阪労働局)より異議申出書が労働者側から212団体(全て大阪労連関係)、使用者側から1団体(大阪タクシー協会)提出されたことが報告され、審議会に対して意見が求められました。

 異議申立に対し

「答申どおり」と

  再審議せず

 しかし、公・労・使の3者共に、「答申どおり」という、大阪の労働者の実態や、景気回復が求められている実態を直視しない意見が出され、今年の883円に対して、中央目安26円引き上げで「909円」が確定され、9月30日発効となることが確認されました。

 異議申出についての各審議委員の意見

●労働者委員…労働者団体から頂いた思いは同感。この間の統計資料で消費が拡大している。賃金の底上げからも最賃引き上げは重要と考えている。私どももリビングエッジの観点から時間給990円、早急に1000円ということを望んできたが、時間給表示後で最高の26円となり、今回の引き上げで29万2千人に影響することや、中小企業支援についても盛り込まれていることから審議日程のこともあり答申通りで良い。

●使用者委員…8/3の答申通りでよいと考える。中小企業に対する支援の着実な実行を求める。

●公益委員…異議申出では、労働者からは、時間額909円では、月150時間働いたとしてもワーキングプアの200万円にも及ばない。使用者からは、支払能力を全く無視したものである。との内容の意見をいただきました。異議申出の内容については審議の中に盛り込まれてきた。また、パートタイム労働者、女性・若年労働者に視点を当て、中小企業事業所の調査に取り組み支援策は答申にも加えた。

賃上げ等を求める交渉に取り組みます

 堺市職労は、17秋季闘争に先立ち、最低賃金を下回ることとなる短期臨時職員(一般事務)の賃上げをはじめとした処遇改善要求書を提出するとともに、職場連名要請書にも取り組む予定です。

 最低時給を今すぐ時間額1000円以上とし、誰もが普通に働いたら普通に生活できる賃金を求め、職場や地域で頑張りましょう。