市民大集合を成功させよう(8月24日付)
8月16日、住みよい堺市をつくる会代表者会議で、この間取り組んできたアンケートの集約状況が報告されました。市民の願いを運動につなげていきます。
6月から住みよい堺市をつくる会が取り組んできた「市政アンケート」には、1万人を超える回答が寄せられています。4年前の同時期に行ったアンケートの回答は、1300人余りで、市政に対する市民の関心・要望が大きく高まっていることは明らかです。
回答では、「堺市の行政でもっとも力を入れてほしいこと」(複数回答)は、1位「介護や高齢者福祉の充実」4948人、2位「安心できる医療体制」4702人、3位「税金のムダづかいをしない」4553人、がダントツ。以下、「子育てしやすい環境づくり」2414人、「電車やバスをつかいやすく」2194人、「市民の声を行政に反映させる」2064人と続きます。高齢化、景気の回復感がないなか、先行きの不透明さ、市民の不安が見られます。
この間、つくる会が避けられない争点と指摘している「大阪都構想による『堺市廃止』『財源吸上げ』について」は、「反対」62%、「賛成」16%、「どちらでもない」10%と市民の意思は明確です。
また、「維新の会がすすめている『カジノ誘致』について」は、「反対」67%、「賛成」15%、「どちらでもない」10%と、圧倒的に反対の意思が示されています。
市民アンケートで示されている「くらしを良くしてほしい」という切実な願いは、大阪府の一行政区(特別区)になってしまうような「都構想」では絶対実現しません。巨大開発やカジノ誘致ではなく、安心のまちづくりを進めていくことが求められています。
政務活動費の不正支出は許されない
6月下旬から市民が立ち上がった、政務活動費の不正支出疑惑での元維新の小林よしか、黒瀬大議員に対する解職請求運動は、北区・西区を中心に、主要駅頭での宣伝行動や宣伝カー運行、地域での署名のローラー作戦が連日繰り広げられました。
こうした世論と運動の高まりのなかで、8月9日、黒瀬大議員は、議員辞職をしました。
同時に、このような状況にもかかわらず、小林よしか議員は、依然として議員活動を続けており、市民の怒りを広げていくことは必至です。
「市民大集合」を成功させよう
市職労では、9月4日、堺市産業振興センターで行われる住みよい堺市をつくる会主催の「堺はひとつ市民大集合」を最大級の参加で成功させようと位置づけています。職場から「堺のまちを良くしよう」の願いを持ち寄りましょう。