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住みよい堺市をつくる会が決議を発表

新しい自治都市・堺をめざそう(8月4日付)

8月2日(水)、住みよい堺市つくる会(以下、つくる会)の緊急幹事会が行われ、9月24日投票の堺市長選挙で、現職の竹山修身氏を自主的に支援することを確認しました。

 つくる会が発表した決議「『反維新・反都構想』市民共同の発展で新しい自治都市・堺をめざして」では、「私たちは前回選挙で『大阪都構想』による堺市廃止・解体を許さず、市民要求前進の土台となる堺市政をつくるために、現職の竹山市長を自主的に支持して全力で運動を展開しました。

 それから4年が経過しましたが、大阪・堺における『維新政治』の実像がますます明らかになっています。

松井府政は、森友学園疑惑での規制緩和や『認可適当』に導いた責任をあいまいにする一方で、低迷する大阪の実体経済府民のくらしを支える広域自治体の役割を放棄し、『カジノ万博誘致』の経済対策など、無策ぶりも明瞭です。

 『大阪都構想』をめぐっては、民意をふまえず再び法定協議会を設置し、住民投票へと暴走していますが、『まだやるの?税金で住民投票』『勝つまで32億円?』と批判の声があがっています。

 政務活動費府政使用をめぐる2名の元維新の会堺市議に関して、百条委員会報告書は『不誠実』『当事者意識が欠如』『議員としての資質を問わざるを得ない』と指摘、本会議では維新の会を除く賛成多数で『辞職勧告決議』が可決されました。

 さらに、『維新プレス』などでの事実を歪めた『借金急増』のデマ宣伝やパフォーマンス目当ての『議員報酬カット提案』などの党利党略には目に余るものがあります」と厳しく告発。

 「一方、出馬会見で『都構想は百害あって一利なし』と強調した竹山市長の『反維新政治、反都構想』の政治姿勢はますます明確になっています。

 松井代表(大阪府知事)と維新の会が、「停滞か、成長か」と欺瞞に満ちた争点なるものを持ち出し、『争点隠し』『都構想隠し』に躍起になる背景には、前回市長選挙結果はもちろん、その後もぶれない竹山市長の姿勢と、私たちがすすめてきた市民共同の力が影響していると考えられます。

 子育て、教育、医療、まちづくりなど市民共同で創られてきた施策が一歩ずつ前進しています。

 当然、改善・見直しが求められる施策や課題については、引き続き市民の声を踏まえた議論と運動を進める必要があります」としたうえで、「①この間さまざまな運動のなかで築かれた『反維新』『反都構想』市民共同の広がりと発展、②竹山市長の『反維新』『反都構想』の政治姿勢と方向、③子育て・教育、市民のくらし応援施策などの前進、④政令市の権限・財源をさらに市民のくらしとまちづくりにいかす必要性、継続性などを総合的に判断し、現職の竹山修身市長を自主的に支持し、支持政党や思想信条の違いを超えた広範な市民・団体の方々と共同して、勝利に向けて全力をあげます」との立場を表明しています。