堺市長選挙 対決の構図決まる(7月12日付)
9月24日の堺市長選挙をめぐって、7 月8 日、維新府議・永藤氏が出馬表明。3月に出馬表明している現職の竹山市長との対決構図が鮮明になりました。
9月10日告示、同24日投開票の堺市長選挙で、大阪維新の会は、8日、党所属の大阪府議、永藤秀機氏(堺区選出)を公認候補として擁立すると決め、発表しました。
市長選挙には、3選をめざす現職の竹山修身市長が、3月に立候補を表明しており、4年前と同様、竹山氏と維新の候補が対決する構図が鮮明になりました。
永藤氏は「堺市は府や大阪市と連携せず、停滞してきた。今変わらなければ二度と浮かびあることはできない」と出馬の決意を語りました。また、大阪都構想については、「今の仕組みでできる改革を進めていく」と、公約に盛り込まない考えを示しました。
しかし大阪維新の会は、大阪府と大阪市において大阪都に向けた法定協議会を再設置させるなど、住民投票で否決された大阪都構想を諦めておらず、市長選挙の結果が堺市政に影響することは明らかです。
堺市職労は、5月10日に開催した第4回拡大中央委員会で、「大阪都構想」による堺市つぶしに反対し、市民のくらしを支え、働きがいのある職場をめざす闘争方針(案)で、「住みよい堺市をつくる会への結集を強め、その方針のもとに、危険度を増す維新の会の役割や、この間の保守層の方々をはじめとした『反維新』『反都構想』の市民共同の広がりと、このことについての現市政の方向性、子育て支援や市民のくらし応援施策などの前進面と課題などを総合的に判断する」立場を表明し、7月26日の定期大会に向けて職場での議論を呼びかけています。