堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「こんな橋下に大阪をつぶされてたまるか! 堺市民の学習会」

浅野秀弥氏が講演

竹山市長、加藤元市議、高橋元副市長もトーク

(5月11日付)

 4月26日、産業振興センターにおいて、「大阪都構想はいらない…民意の声」代表の浅野秀弥さんをお招きした「こんな橋下に大阪をつぶされてたまるか! 堺市民の学習会」が開催され、参加者が会場からあふれるほどの熱気のなか、住民投票を前に「大阪市廃止・解体」の真相を学びました。

浅野氏「大阪市で止めないと」

 ゲストは、フリーマーケット社社長で「大阪都構想はいらない…民意の声」代表の浅野秀弥氏。

 八田忠敬さんの主催者あいさつの後に登場した浅野さんは、かねがね「私が橋下徹大阪市長大阪維新の会代表)をつくった張本人。申し訳ございません。引っ張り出した以上、責任を持って退場させなければなりません」と述べておられますが、今回の学習会でも「8時間かけて説得した」と橋下氏が知事選挙出馬をした際の経緯を話されました。

 大阪都構想について、「東京都を引き合いに出すが、比較にならない」と語られ、「堺は歴史あるまち。市民の誇りが『大阪都構想』を拒否した。今回の住民投票大阪府全域でやるべきだ。また、説明会は一方的で質問時間は10分しかない。これでは維新のタウンミーティング」「二重行政の無駄をなくすというが4000億と言っていた効果額は1億に満たないことがわかってきた」と指摘しました。

 さらに「大阪市で止めないと、堺市を含む隣接市は住民投票もなしで特別区にされる可能性がある」と警告しました。

竹山市長「大義のため大同団結」

 第2部のパネルトークでは、浅野さん、NPO法人堺国際交流協会理事長で元堺市議会議員の加藤均さん、元堺市副市長の髙橋保さんが登場し、議会、行政それぞれの角度から橋下・維新政治の本質を突くトーク

 と、その途中、竹山修身堺市長が来賓として来場、「いま大阪市で問われているのは、堺市で問われたことと同じだ、と言っている。堺は歴史文化、自由と自治を尊ぶまち。勝手に来て、割られたらかなわん。権限財源も大事だが、一番大事なのは市民のプライドだ。子々孫々に残していくべき、この堺を守っていく。大阪市住民投票はまさに拮抗している。賛成が多数になれば今度は堺に来る。お互いに心してあたらなければならない。一度つぶされたら戻れない。大義のために大同団結し、『賢者は歴史に学ぶ』を実践したい」と力強くあいさつ。さらにパネルトークにも参加し、会場からの質問にも答えられました。

 最後に、大阪都構想から堺市を守る自由と自治・堺の会の丹野事務局長から、住民投票に向けた行動提起が行われました。