堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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自治会でGO(4)

暗中模索(8月4日付)

自治会長となってから数か月が経ち、役員会で団地の気になるところについて出し合ってみると、いろんな意見が出されました。

団地の植栽は、外周部に夾竹桃があり、圧倒的な成長力の前に手入れが追いつかず、照明灯を覆っているのですが、自治会委託業者も、団地設置者である住宅供給公社も「業務範囲外」として管理がされていないのでした。

子ども会のCさんからは、団地内プレイロットの砂場跡の改善が出されました。かつて砂場だったここは、今は固く締まった土があるのみで、チビッ子の力ではスコップが立たないのでした。

またすべり台は、登り口が階段ではなく、はしごになっていたため、僕の子どもなどは、はしごの間から滑り落ちてしまったこともありました。

自動車部のDさんからは、来客者用駐車場の台数を増やしてほしいとの声もありました。

どうなるかは分からないけど、こうした声を地図に落とし、要望書にまとめて班長会で説明し団地設置者に提出することにしました。

提出すると、さっそく連絡をいただき、立会して要望箇所を確認することになりました。

立会日、来ていただいた役員さんや班長さんと一緒に、植栽や遊具、団地階段の入口部などについて団地設置者に要望内容を説明。予算が限られているとのお話しでしたが、照明灯が暗いのは防犯上問題であることや段差があることで車いすの方が苦労していることなど一定分かっていただけたようでした。

後日、照明灯付近の夾竹桃のせん定や団地階段の入口部の段差解消工事、来客用駐車場区画の増設などが実施されました。

対応内容は必ずしも満足のいくものばかりではなかったですが、要望書を出したらやってくれはるんやなと達成感を得たのでした。

あれから4年が経ち、要望した外周部の夾竹桃にふと目をやると、旺盛な成長力のため、以前にも増して成長しており、照明灯は元通りに木に覆われているのでした。