堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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自治会でGO(3)

試行錯誤(8月3日付)

会長になってから初めての班長会議の日がやってきました。

この団地では、自治会が管理組合の役割も兼ねているため、入居者は全員自治会員です。

団地は中層5階建て階段式で7棟ありました。同じ階段10軒から1人班長を選出し、それとは別に1棟から1人役員を選出するルールでした。

班長会は、役員から、各階段を代表する班長さんに情報伝達し、各班長さんが集めた自治会費をおさめてもらう会議で、月1回開催されていました。

それとは別に、校区自治連合会定例会が月1回、自治会の役員会が月1回あり、なんとかなるだろうと引き受けた会長でしたが、最低月3回の会議が待っているのでした。

会議では、黒板に今日の議案を板書し、各役員から報告。この日は、各世帯に会費領収証を配布して4・5月分の会費を集めてもらうことと、各階段で必要な蛍光灯とグロー球、掃除道具の数の照会がメインでした。

報告が終わると、班長さんから「2棟のバイク置き場に自転車が停められていて、バイクが駐輪できない」「4棟横の木が茂りすぎてベランダにかかってきている」と口々にお話があるのでした。

いろんな課題は担当役員さんが答えてくださり、会計や会議連絡といった実務作業も他の方がやってくださるのですが、どうしようと頭を抱える問題は、役員会で話し合う必要がありました。

 また、自治会が業者委託している除草やせん定作業の契約や、集会所のカギの管理、団地設置者の住宅供給公社との窓口は会長の役目でした。

 僕は過去1年班長をやったことがありましたが、役員さんが班長会以外にもいろんな準備をされていたのだなあと今さらながら分かったのでした。

 こうして僕は、前会長や他の役員、班長さんに教えていただきながら、「自転車置き場の蛍光灯切れは環境担当」「各階段の掃除道具はパイプスペースにあり」「高木のせん定は団地設置者」などと急速に団地通になっていくのでした。