おわりに(10月4日付)
2017年7月29日、僕は校区の夏祭り会場にいました。今日は、オセロ将棋コーナーを担当することになり、その店番として祭りに参加したのでした。
コーナーは意外と好評で、用意していたオセロ4台と将棋2台はいつも子どもたちに占領され、真剣勝負が繰り広げられていました。
実は、4年前に自治会長や校区自治連合会の役員を1年だけ務めた後、運動音痴なのに2年間スポーツ推進委員を引き受けましたが、引っ越すこととなり、16年秋にこの校区を離れたのでした。
振り返ると、4年間いろんなことがあったな・・・夏祭り会場でさまざまな思い出が去来するのでした。
この地域は、高齢化率が33%を超えており、どう地域を盛り上げていくのかが課題でした。
つぶれた近所のスーパーの跡地に特別養護老人ホームができ、その1階にカフェ&イベントスペースがオープンしたのが2年前。
同じころ、住宅供給公社が団地集会所を活動拠点にして、イベントや物々交換など地域活性化の取組みをはじめたり、地域の方がキッズダンス活動を地域会館で立ち上げました。
僕も、自治連合会の方のご紹介でさまざまな活動に参加し、新たなつながりも広がったのでした。
終盤に近づき、いろんな方に挨拶をしようと夏祭り会場を歩くと、僕が自治会に関わるきっかけとなった後期高齢者のAさんに声をかけられました。元気に受付をされていました。
思えば当時、鬼気迫るAさんのようすに気おされて自治会の役員を引き受けたけど、それでいろんな経験ができたな。地域のことに詳しくなれたし、これも悪くないなとうれしくなり、夏祭りエンディングの河内音頭の輪の中に飛び込みましたが、足さばきが難しくちっとも踊れなかったのでした。