堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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住みよい堺市をつくる会決起集会

「堺と大阪の現在と未来がかかった選挙」 対話をすすめ、これからの堺市政を語り広げよう(8月16日付)

8月9日に住みよい堺市つくる会主催の「反維新・反都構想」堺はひとつ総決起集会が開催され、会場いっぱいの参加がありました。

元維新・黒瀬議員辞職

 集会では、冒頭、市民によるリコール署名運動の渦中にある、元維新・黒瀬市議が本日辞表を提出したことが報告されました。

3つの土俵で大いに対話を

 明るい民主大阪府政をつくる会の荒田功事務局長の連帯あいさつに続き、同会の中村正男事務局次長が、大阪における維新政治との対決点と堺市長選の意義について情勢報告。

 中村氏は、対話のポイントとして、①「大阪都ノー」の痛烈な審判か、維新の野望を許すのか、②維新のスローガン「停滞か成長か」事実で考える、③市民共同の竹山市政か、一党一派の維新か、を挙げました。

大阪都ノー」の痛烈な審判か、維新の野望を許すのか

 「大阪都」について松井代表は、堺市長選挙で争点にしないことを表明しています。

 これに対し中村氏は、「維新は『大阪都』のためにつくられた政党であり、どんな手を使ってでも大阪都構想はやめられない」と指摘。

 大阪市では、「ラストチャンス。2度目の住民投票の予定はない」と言っていたにもかかわらず、維新の会は、来年にも再び住民投票を画策していることを示し、大阪都構想ノーの痛烈な審判をくだすための共同の重要性を強調しました。

スローガン「停滞か成長か」事実で考える

 続いて、維新の会が掲げる「停滞か、成長か」というスローガンに触れた中村氏は、「このスローガンが出された背景には、前回市長選挙で『堺はひとつ、堺をなくすな』との民意がきっぱり示されたもとで、『大阪都』構想を争点にできないことがある」と指摘。

 そのうえで、事実に基づき、堺市政と維新市政を比較し、現在の市政が堺市民にとって前進・成長していると強調しました。

民共同の竹山市政か、一党一派の維新か  

 第3に中村氏は、松井代表が政党の「野合」批判を繰り返していることに触れ、「大阪都」を掲げ、くらしと地方自治を壊す維新政治を転換するため、立場を超えて「維新政治」に不安と怒りを覚えるすべての市民が手をつなぎ、その共同はいっそう深まり、広がっていることを紹介。

 逆に、政務活動費の不正使用疑惑による市議会での辞職勧告決議に反対し、森友学園問題での幕引きを急ぐなど、「議員の身分」や「既得権益」にしがみついているのは維新ではないか、と問題提起しました。

 最後に中村氏は、「市民の力で政治は動かせる。新たな扉を堺市民自身の手で開こう」と呼びかけました。

 集会は、つくる会丹野事務局長から当面の行動提起が行われ、つながりを活かした対話を大きく広げていくことが呼びかけられました。