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岩手・大槌の風 第7風

岩手県の観光地(6月28日付)

 今回は前回までと話題をガラッと変えて、岩手県、特に大槌町周辺の観光地についてお話しします。

 リアス式海岸で知られる三陸沿岸部は各場所によって様々な風景を見せてくれます。大槌町は東が太平洋で、大槌湾内にはひょっこりひょうたん島のモデルとされる蓬莱島があり、派手で大きな灯台がアンバランスで、いい味を出しています。

 また海から山までも近距離で山間部には自転車コースでも知られる新山があり、多くの風車が立ち並ぶ姿は壮観。

 北に車で1時間行けば宮古市。白い岩肌が印象的な「浄土ヶ浜」があり遊覧船も人気。周辺には寿司の名店が幾つもあります。また同市内には本州最東端の岬・トドヶ埼が。駐車場から近い他の3端と違って駐車場から約1時間歩かなければ辿り着けませんが、そこから見える大海原や岩礁は絶景。

 南へ1時間行けば陸前高田市があり、約600本から唯一生き残った「奇跡の一本松」で有名ですが、本物は既に枯死し今はレプリカがあるのみ。未だ海岸近くは広大な更地で、あの大津波の悲惨さを雄弁に物語る場所です。

 西へ1時間行けば「民話の里」遠野市。カッパが出ることで知られ、「カッパ捕獲許可証」まで売っています。有名な「カッパ淵」では好物、キュウリとレンタルの釣り竿でカッパを釣ろうとする男の子と父親に遭遇しました。待てども一向に姿を現さないので「パパ、カッパさん来ないよ。どこに行っちゃったの?」と男の子。お父さん、答えに困っていました。

 岩手や東北の魅力、紙面の都合が合えばまたお知らせします。