堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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短期臨時職員アンケート結果② 8割超「1月任用待機撤廃を」

3月14日付

3月9月本紙で報道した、短期臨時職員アンケート結果の第2弾です。「安心して働き続けたい」労働者としての気持ちはみんな同じです。

Q5「堺市の短期臨時職員として働いて通算何年?」の問いには、1年未満が26%、1~3年が28%、3年以上が46%となっています。保育士を除くほとんどの短期臨時職員は任期が1年ですが、7割超の方が1年以上、半数近い方が3年以上その任用形態であると回答されました。「1カ月任用待機」後、大勢の方が再度任用されていることが伺えます。

 続いてQ6「1カ月任用待機について」は、 「このままでよい」「短くして欲しい」がそれぞれ7%に対し、「なくして欲しい」85%とダントツ。今春季闘争の争点でもあるこの問題は圧倒的多数が撤廃を求めており、組合執行部も再三「法的根拠がない」と強く当局に指摘しています。

 「同一職場への配置は?」には、「このままでよい」10%に対し、「同じ配属に」72%とこれも圧倒的な声です。「他の職場も経験したい」という声もありますが、大多数は「折角1年かけて仕事を覚えて職場にも慣れたのに…」という思いのようです。

 Q7「その他要求するものは?」には、1位は「雇用の継続」が73%です。ほぼ1年、保育士でも3年という短期間雇用でなく、長期に安定した雇用を求めています。2位は「夏期休暇」65%。選択肢になかった「有休の増加」を自由記述で書く方も見られ、「忌引休暇」も29%と休暇を望む声が多く見られました。また「健康診断の充実」は27%、「研修の充実」は18%でした。

 採用抑制や再任用の欠員で職場が人員不足のなか、短期臨時職員・任期付職員が果たす役割が重くなっています。職場の人員要求と短期臨時職員の労働者としてのあたりまえの声を結んで、堺市職労として要求実現運動に取り組んでいくものです。

 組合活動の主人公は組合員です。改めて、労働組合への加入、結集を職場から呼びかけていきましょう。