市長の横暴から仲間の権利・くらし守ろう!(12月12日付)
11月28日、泉佐野市内で泉佐野市職労支援共闘会議第2回総会・激励会が開催され、府内から140名が参加しました。
2011年に就任した千代松市長は、労使協議をほとんど行わずに給与カットを議会上程、組合事務所使用料の徴収、組合費チェックオフ廃止等についてもまともな労使協議を行わず一方的通告、強行を重ね、6件もの不当労働行為救済申し立てを行わざるを得ない異常な事態となっています。
昨年7月28日に大阪府労働委員会は、泉佐野市当局に対し組合費のチェックオフ一方的中止は支配介入にあたる不当労働行為であるとして断罪しましたが、市長はこれを不服として大阪地方裁判所へ命令取消裁判を提起しました。
それまでの労働委員会闘争から裁判闘争へと拡大したことにより、支援体制強化のために昨年11月30日、「泉佐野市職労支援共闘会議」が結成され、第2回目の総会が開催されたものです。
総会では、弁護団から裁判闘争の意義があらためて報告され、地域の市民団体、民間労組から連帯のあいさつが行われました。
また、府下自治体労働組合からも、維新政治のもとでたたかう大阪市労組、「反維新」共同をすすめる堺市職労からも訴えがありました。
さらに今後の運動方針と、支援共闘会議議長に川辺氏(大阪労連議長)、事務局長に小山氏(大阪自治労連副委員長)をはじめとした役員体制を承認、泉佐野市職労・昼馬執行委員長の決意表明も受けて、労働組合を敵視した不当労働行為を重ねる千代松市長とのたたかいを継続して支援するとともに住民要求実現に向けた共同を広げることを確認しました。