府下各地から公務・民間１２０名が参加（7月27日付）
７月22日、国労会館で「泉佐野市 千代松市長の不当労働行為を許さず！裁判闘争勝利をめざす決起集会」が行われました。堺市職労からも３名が参加しました。
前日21日の市役所門前早朝宣伝、最高裁・中労委要請の弾丸バス参加者は、中労委に要請署名を提出（累計 団体７４１筆、個人８，４４０筆）し、東京からとんぼ返りで参加するなど、当該泉佐野市職労11名を含め、総勢１２０名で裁判闘争勝利に向けた意思統一がされました。
決起集会では、支援共闘会議議長の川辺大阪労連議長があいさつ。「６件の大阪府労働委員会の勝利命令を無視する泉佐野・千代松市長に対して、大阪高裁の場でも勝利し、断罪させよう」と挨拶しました。
連帯の挨拶では、宮崎徹大阪労連民間部会副部会長より、「泉佐野市の問題は民間の問題でもある。不当労働行為のやり得を許さず、組合弱体化の攻撃に対して総力をあげともに闘う」。また、森岡文雄大阪争議団顧問より「府労委の闘いとあわせた地裁・高裁の闘いで、いずれも勝利をしていくために労働組合の枠を広げて闘っていこう」と激励と連帯のあいさつをいただきました。
その後、泉佐野市職労弁護団の増田弁護士より「組合費のチェック・オフ問題が控訴により高裁での審理になるが、問われているのは地方公務員・労働組合の労働基本権の保障であり、控訴審の焦点は救済命令が適法であることの確認。すなわち地裁判決の誤りを是正していくこと。弁護団も弁護士を補強して奮闘する」と述べられました。
続いて大阪市労組他、裁判闘争、大阪維新の権利侵害等で闘っている単組より、リレートークで自らの闘いの現状と勝利に向けた取組みへの支援が呼びかけられました。
行動提起後、参加した泉佐野市職労組合員全員が壇上に立ち、代表して昼馬委員長がこの間の６件の府労委での勝利命令が出されたことへの支援に対するお礼を述べるとともに、今後の高裁・中労委での闘いで必ず勝利をしていくための引続く支援を訴え、千代松市長の不当労働行為を許さない包囲網を作っていく決意を述べました。
最後に荒田大阪自治労連委員長の団結ガンバローで集会を締めくくりました。
今後、昨年４月からの給与カット問題が大阪地裁で、組合費のチェック・オフ問題が大阪高裁、職員基本条例の強行、退職手当の改悪、夏季闘争の交渉打ち切り、組合事務所問題については中労委の命令を待つのみとなっていますが、いずれも勝利をしていくために署名や裁判傍聴も含め具体的な闘争日程、行動提起も行っていきますので、みなさまのご協力をお願いします。
