勝利和解をスタートに職場と
市政の民主化を進めよう!(8月9日付)
8月4日、「泉佐野市職労争議勝利報告集会」が関空エアポートワシントンホテルで開催され、大阪労連や大阪自治労連、大阪争議団共闘、市民団体や個人、当該組合の仲間ら170人が集いました。
大阪自治労連・荒田委員長の開会あいさつのあと、支援共闘会議・川辺議長(大阪労連議長)、弁護団長・大江弁護士、全労連・平澤常任幹事から来賓あいさつがありました。
泉佐野市職労の仲間が登壇し、代表して昼馬委員長からこれまでの大きな支援にあらためてお礼を述べるとともに、この和解をスタートに引き続き奮闘する決意を述べました。
お礼と決意(要旨)
6年に及ぶ闘いは、初めてのことや苦しいこと、時には心が折れそうになったことがたくさんありました。そんな時これまで全労連・自治労連の一員として、泉佐野市職労が原則的に闘ってきた歴史や教訓が活かされました。組合事務所、チェック・オフを勝ち取ってきた歴史をはじめ、賃金・労働条件を要求にもとづき、原則的にねばり強く闘ってきた歴史、それを受け継いで闘ってきたことを労働委員会や裁判での主張で、あらためて確認し、確信にしたことが、困難を乗り越えた一つの要因です。
その結果、労使交渉をねばり強く重ねる中で、一方的に削減された夏期休暇をもとの日数(8日)に戻させ、前市長の下で賃金協力してきた24カ月昇給延伸について、現市長になってから6カ月復元させています。
この間裁判闘争を行う中でも、私たちはこの和解を出発点に、労使関係を正常化させ、労使自治をあらためて構築していくために、和解を誠実に履行し、私たちのこの間の切実な要求に真摯に向き合い、誠実な協議や団体交渉を行うことを市に求めていきます。そして職員の声をはじめ、市民の声や願いが届く市政にかえていくことが、私たちの大きな役割であり使命だと思っています。
現在、りんくう総合医療センター(旧市民病院)で起こっていることは、市と同様、財政難を理由とした一方的な賃金カットです。これに対しても、問題の本質を明らかにした原則的な闘いを進めていくことが必要と考えています。そのためには、引き続き多くの方々の支援や励ましをお願いし、その決意をのべ、お礼とお願いにさせていただきます。ありがとうございました。