堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

秋季闘争アンケート結果⑤

同一評価は否定多数 人事評価(11月17日付)

Q.人事評価は人材育成に実効性があると思いますか? 「あまり」を合わせて「実効性がない」が62・0%と過半数。「やや」を含めて「実効性がある」24・8%を2倍以上上回りました。年代別では20代以下で拮抗しましたが、高年齢ほど否定意見が多くなっています。

Q.能力開発に実効性があると思いますか? 「あまり」を含めて65・9%が「実効性がない」とし、「やや」を含めた「実効性がある」19・3%を3倍以上上回りました。バラつきがあるものの全年代・全支部で否定的意見が多数となっています。年代では60代以上、支部では市民、福祉衛生が8割を超えました。

Q.評価者が同一の評価レベルであると思いますか? 「あまり」を含めて「そう思わない」が71・6%と圧倒的で「そう思う」が最小、「そう思わない」が最多と顕著な傾向が表れました。とりわけ60代以上では8割を超えました。働きぶりに対して、1次・2次評価者がいい評価をしても最終評価者で悪い評価に修正されることもあります。また、当局説明でも「誰が評価しても同じ評価になる制度」というスタンスながら「職位が違えば別の視点になる」など矛盾ともとれる説明がなされており、実態・納得性ともに当局から説明されている状況とはかけ離れており、不満が多く聞かれます。

Q.評価者が被評価者の具体的行動に基づいて評価する制度になっていると思いますか?

「あまり」を含めて「そう思わない」66・9%と、「やや」を含めた「そう思う」17・4%を大きく引き離しています。目標のレベルや達成度、実績評価について、評価者に具体的な行動を適切に反映されていないと捉える被評価者が大勢です。評価者からも「具体的な事例が乏しく、客観的に自身の評価が正しいかわからない」という不安の声が挙がっています。