一時金反映は働きがいにならない(11月18日付)
Q人事評価結果の一時金(ボーナス)反映は働きがいにつながると思いますか? 「そう思わない」47・8%と約半数が強く否定的で「やや」を合わせれば76・7%が「思わない」と回答しました。特に再任用・再雇用では8割以上が「思わない」と回答。20代以下では比較的「思う」が多いものの、「思わない」が多数であり、他の年代・支部・性別を見ても全般的に同様の傾向です。局・区役所別での評価のバラつき、評価者によって同一にならないのではないかという疑問、不本意な減額など、人事評価に対しては「ひと言」でも圧倒的に批判的意見が多く、「一時金反映は働きがいにつながらない」が全体の総意といえます。
Q仕事にやりがいを感じますか? 「どちらかといえば感じる」54・0%と弱めの肯定意見が最多です。「十分感じる」13・2%を合わせれば約3人に2人がやりがいを感じています。特に20代以下では9割近くが「感じる」と回答し、最も低い50代でも6割近くが「感じる」と回答。性別・支部問わず同様の傾向です。多くの職員が仕事にやりがいを感じていることがわかります。
Q仕事にやりがいを感じない理由は? 「人員が見合わない」41・8%が1位。時間外削減策1位の「常勤職員増員」に通じるものがあり、複合的な問題と言えます。保育所、福祉衛生両支部では6割超の高回答でした。2位は「役職に魅力がない」30・8%で、特に40代では43%と高率でした。係長級昇任には低い合格率を突破しなければならない一方で、昇任意欲が削がれている状況です。3位は「給与に将来性がない」27・7%で、特に30代40%でした。給与の総合見直し、給与のフラット化、役職者割合の低下など、年功序列型賃金が大きく後退し、将来への不安が広がっています。