堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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被爆70年を核兵器廃絶の転換点に

原水爆禁止世界大会、戦争法案廃案へ行動と連帯呼びかけ閉幕

(8月17日付)

 8月4日の広島から9日の長崎まで、6日間にわたる原水爆禁止世界大会は、連帯を呼びかけ閉幕しました。

 大会では、被爆70年を「核兵器のない世界」への転換点とするため、広島、長崎の教訓を人類が共有し、みたびその悲劇を繰り返させず、被爆の実相を、全世界の草の根で、国際政治の舞台で、共同して広げることが決定的に重要と呼びかけられました。

 広島と長崎への原爆投下は戦争によるものです。その惨劇は、戦争が文明の破壊と人類の絶滅にいきつくと教えています。

 被爆者の平均年齢は80歳を超え、被爆者の体験、願い、生きざまなどを世代を超えて継承し、広めることが急がれます。

 自衛隊による海外での武力行使集団的自衛権行使を可能とする「戦争法案」は、ふたたび戦争はしないと誓った日本国憲法を根底からくつがえすものです。

 全国各地で、高校生や学生など若者たちが「立憲主義・民主主義・いのちを守れ」と戦争法案廃案のたたかいの先頭に立っています。

 世界大会がかかげる「核兵器のない平和で公正な世界」こそ、明るい未来への希望です。被爆体験を持つ日本が、核兵器の廃絶と平和のために、役割を果たせる国となるよう努力することが本当に求められています。

行動提起では、すべての市町村で原爆展や被爆証言を聞く会の開催、『核兵器のない世界』を求める署名運動をさらに大きく発展させること。そして、核兵器全面禁止の諸行動と、戦争法案廃案のたたかいに連帯して行動しようと呼びかけがありました。