堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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原水禁世界大会開幕

核兵器のない世界の実現へともに行動を

(8月6日付)

 日本と世界平和運動の代表が2015年核不拡散条約再検討会議の第2回準備委員会の結果をふまえ、核兵器のない平和で公正な世界を実現するために、道筋や活動方針を話し合う国際会議が開催(8月3日~5日)され、原水爆禁止2013年世界大会が開幕しました。堺市職労は7日から開催される世界大会・長崎へ現業労組の平野安宣さん(クリーンセンター東工場)を代表派遣します。

 被爆から68年目の8月、原水爆禁止2013年世界大会が開催されています。

 2010年5月、世界189の国々は、核兵器のない世界を作ることに合意しました。

 今年の世界大会は、次の核不拡散条約再検討会議にむけ、その合意の実現を求めて、新たな飛躍をつくる場となります。5つの大陸にまたがる非同盟運動や非核地帯の国々の政府や国際機関の代表、世界の反核平和運動や、各被害者の代表と日本の草の根運動の代表がともに、核兵器全面禁止への道を考えます。

 また、放射能被害の根絶をめざし、原発ゼロ、自然エネルギーへの転換を求める運動と連帯します。

世界大会・長崎

 世界大会・長崎では、国連や国際政治の最前線に立つ人道的アプローチをすすめる諸国や非同盟国及び非核国の政府代表、そして、世界の草の根運動の代表がメインスピーカーとして発言し、原爆展、平和行進、地域ぐるみの署名運動が映像なども使って豊かに語られる7日の開会総会。

 交流や議論を深めるため、17分野が企画された翌8日のフォーラムや分科会。

 被爆地長崎から、核兵器全面禁止のメッセージを世界に発信し、2015核不拡散条約再検討会議へ、新たな行動をスタートさせる9日の閉会総会、『主人公はあなた』と核兵器のない世界の実現へともに行動を呼びかけていきます。

オリバー・ストーン監督が参加

 2012年に「もうひとつのアメリカ史」(10回シリーズ)を制作したオリバー・ストーン監督と、共同制作者である歴史学者のピーター・カズニック氏が参加します。両氏は世界大会の中で、原爆投下の犯罪性を訴えます。「もうひとつのアメリカ史」は、最新の資料による裏づけをもってアメリカの黒歴史を暴いた歴史大作と高く評価されています。

核兵器のない平和で公正な世界を

 主人公は自分にできることを考え、話し合い、行動するあなたです。