評価者と被評価者の理解と納得が得られるよう検証を
(1月21日付)
当局は、人事評価アンケートについて通知しました。通知にあたり、執行部は協議を行いました。
このアンケートは、昨年度前期人事評価の最終評価結果通知時期に実施したものと同様の内容です。
当局は、「経年的に状況を把握したい」とし、今後も引き続きアンケートに取り組む意向を示しています。執行部は、アンケートの実施を評価しつつ、以下の点をやり取りしています。
記名式アンケート
組合:記名式は、萎縮的効果をもたらす。
当局:個人に不利益にならないようにすることは当然。責任を持った回答をいただくため、記名式にしたい
組:職員に責任を持った回答を求めるならば、個人情報に関わる部分を除き、当局も責任を持って、寄せられた意見を公表すべき
当:指摘は当然のことと考えている。
設問の変更点
①各設問回答項目に「あまりあてはまらない」を追加。
組:昨年度は「あてはまる」「ややあてはまる」「全くあてはまらない」の3種類。私たちは恣意的だと指摘していた。
当:より実態を把握するため、経過も踏まえ、変更した。
②評価者の各設問について、面談等未実施の場合、その理由を回答当:この趣旨は、決して実施できなかったことのみを問題としているのではない。原因を把握し、見直すべき点があれば見直したい。
組:職場を責めるものであってはならない。背景にある人員体制不足について、真摯に対応せよ。
③設問17
当:選択肢については、肯定的な意見とそうでないものを同程度とした。また、選択数の上限を3つとした。なお、自由記述については、この問17で記入いただきたい。
組:3つとすることにより、傾向がより把握できると考える。
組合が実施したアンケートでは、人事評価により「人間関係悪化」「プレッシャーがかかる」との声が多数示されています。今後もアンケート結果をもとに、評価者と被評価者の理解と納得が得られるよう検証を求めていきます。