堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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第3回拡大中央委員会を開催

全任用形態賃上げは貴重な到達

残る課題に向けても取組をすすめよう

(12月3日付)

 2014年秋季年末闘争の中間総括として、堺市職労第3回拡大中央委員会を11月27日に堺市役所地下会議室で行い、中間総括(案)、を論議し、決定しました。

 冒頭に本部執行委員長から「安倍首相は突然衆議院を解散し、総選挙となった。この解散について様々な呼び名が付けられているが、私は『今のうち解散』が印象的。非常に時間は限られているが、この選挙に対して何ができるか、取組みを具体化していく」とあいさつしました。

 続いて本部書記長から、時系列に沿って「秋季闘争中間総括(案)」(1日~本紙裏面掲載)を提案。情勢、本闘争の柱、交渉経過、回答について報告がありました。

 回答について「賃金改定について、物価上昇に追いつかない改定率である点や、一般非常勤職員や短期臨時職員は遡及せず、次年度からとなった点は不十分」としながらも「連名要請書や要請行動等、職場と一体となった運動で人事委員会勧告対象外も含む全ての任用形態で賃上げとなる到達点は重要」と総括。

 また「給与構造改革給料表導入に伴う諸課題、非常勤職員の任用更新時評価導入、保育所送迎等職免の無給化等を年末年始にかけて引き続き改善・撤回を求める」としました。

 続いて質疑討論では、「賃上げについてはこれまでとは違う貴重な到達だ。給与構造改革の諸課題解決の在職者調整の方法次第では、退職間際の人は最高号給まで到達しない恐れがあり、この8年間の経過から対象者への対応を追及すべき。また人員削減により総選挙事務従事への職場負担が大きくなっている」「非常勤の時給20円引上げを非常に評価している。また非常勤任用時評価制度は何としても廃案を勝ち取りたいという気持ち。非常勤四共闘だけでは無理。皆さんのお力を貸して欲しい」「秋季年末闘争期間に支部で2名の加入があった。保育所送迎等職免の無給化は、生活を含め非常に厳しい。賃下げにならないよう時間休暇扱い等柔軟な対応ができないか」と3名が発言。

 執行部から「市人勧と諸課題解決に伴う給料表改定が同時にできず、要求書に掲げた来年1月1日に間に合わなかったのは非常に残念。新給料表反映については当局が検討中。非常勤任用評価、保育所等送迎無給化等、今季で解決されなかった問題について来年1月までの解決に向けて精力的に取り組む」と答弁しました。

 拡大中央委員会は33名の中央委員の出席で成立。中間総括(案)は満場一致で可決し、最後に本部執行委員長の「団結がんばろう」で締め括りました。