日本はどこに向かうのか?
(10月22日付)
法の番人・大阪弁護士会が呼び掛けて以下の趣旨で市民集会が開催されます。大きく成功させていきましょう。
秘密保護法は、運用基準等が閣議決定され、今年の12月12日までには施行されます。しかし、秘密保護法では、違法な秘密指定を禁じたり罰したりする規定がありません。
チェック体制も不十分なため、政府による不当な情報隠しを止めることができません。
そのため、政府が限定的にしか行使しないと主張している集団的自衛権についても、どのような場面で行使されたのかが秘密指定されてしまえば、本当に限定的な場面だったのかを私たちは知ることができません。
私たちは何も知らされないまま戦争に巻き込まれるかもしれないのです。
また、秘密保護法ではこれまでにない共謀罪が規定されています。これは、実際に秘密を漏えいする前の段階であっても、話し合っただけで処罰するという内容です。これでは、政府の違法な秘密指定を世間に公表しようと話し合っただけで、処罰されかねません。
政府は、秘密保護法だけではなく、話し合っただけで処罰する共謀罪を新たに制定しようとしています。今の政府の動きは、秘密保護法で私たちの目と耳をふさぎ、共謀罪でロをふさいで、私たちが知らないままに集団的自衛権を行使して戦争をしようとしているのでしょうか。
私たちは、まず政府の違法な情報隠しを止めるため、秘密保護法を廃止することを求めます。
日本はどこに向かうのか?
2014年10月30日(木)
18時30分~20時30分
大阪市中央公会堂 大集会室
【特別ゲスト】
社会風刺コント集団:ザ・ニュースペーパー
福本ヒデさん・山本天心さん
主催:大阪弁護士会