堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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維新が大阪都構想反対派府議の排除強行

公明・自民・民主系・共産が法定協会長の辞任を要求

(7月4日付)

 大阪維新の会は、6月27日、大阪府議会の議会運営委員会で「大阪都構想法定協議会」(以下、法定協)に府議会から推薦されていた、自民府議、民主府議の2委員を維新府議に差し替えるという暴挙を維新のみの賛成多数で強行しました。

 法定協は大阪府市の首長と議員計20名で構成され、1月30日の第13回会合で橋下大阪市長が提案した区割り案の絞り込みが維新以外の反対で否決されて以来、開かれていません。

 橋下大阪市長の意を受けた、法定協の浅田会長(維新府議)は、反対派委員の発言を規約違反と決めつけ、大阪府議会議長と大阪市議会議長に委員差し替えを申し入れていました。これに対して、公明・自民・民主系・共産の4会派は「反対意見を言ってはいけないという規約には読めない」と、会派代表者会議を開くよう求めていました。

 さらに委員差し替えの暴挙を受け、前述の4会派は、法定協の委員10名の連名で、浅田会長あての辞任要求書を大阪府市大都市局に手渡しました。要求書の中で4会派は、委員の発言を協議することもなく、一方的に非行行為と決めつけるなど、法定協の運営を著しく混乱させ、会長の職責を全うしていないことなどを理由に挙げています。