堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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秋季闘争アンケート結果⑤

「段階迷う」多数 査定導入に拙速感 人事評価 項目評価基準の職員把握 (11月18日付)  秋季年末アンケート項目のうち、人事評価のについての前半部分を報告します。なお、人事評価については、秋季年末闘争において、まもなく行われる評価のフィードバック後、一時金反映までに労使協議を行っていくことを確認しています。 Q人事評価前期期初面談を実施しましたか?  実施した88・0%に対し、実施していない10・5%でした。とりわけ市民支部では4割超が実施していないと回答しています。 Q面談場所は?  プライバシー確保できた場所が「ある程度」を合わせて83・7%だったものの、執務室内が15・4%に上りました。支部別では水道33・1%、下水道24・6%、任用形態別では再任用32・8%が高率で、環境によっては十分な面談ができたのか疑問視されます。 Qどの時間帯で実施しましたか?  97・8%が勤務時間内と回答しましたが、時間外も2・1%。プライバシー確保のために時間外に実施した場合もあるかもしれませんが、人事評価が時間外勤務につながっている実態が伺えます。 Q面談について  よく話し合えた20・9%。「ある程度」を合わせ83・9%が話し合えたと回答し、とりわけ20代以下では9割を超えました。業務が繁忙な中、話し合いができる場ととらえられていると推察されます。 Q評価項目の評価基準をどの程度つかめましたか?  十分・ある程度を合わせて「つかめた」5割超、「あまり」を合わせて「つかめなかった」4割台です。ただ「十分つかめた」は2・9%と少数です。 Q一番迷ったのはどの段階ですか?  SA間5・2%、BC間19・6%、CD間1・4%を引き離し、AB間が73・8%が圧倒的です。能力評価基準表のこの段階の区分が曖昧というより「自身や被評価者をAかBかで迷った」人が多いと考えられます。  当局は今年上半期から人事評価結果の一時金(勤勉手当)反映を予定していますが、「A」はプラス査定の境界線と見られており、これだけ多数が迷ったと回答していることは、明確な基準があるとは言い難く、反映が拙速だという証拠にほかなりません。