堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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秋季闘争アンケート結果①

40歳代「一時金は自身でなく家庭」

(11月6日付)

今年の秋季年末・一時金アンケートの結果について数回にわたって報告します。

Q「 年末一時金の使途は?」

 全体では例年ながら「生活費の補てん」76・2%が1位。2位「貯金」40・3%、3位「住宅ローンの返済」34・0%が続きました。月例給のみでは生活費に届かず、一時金を頼りにしている傾向が見られます。

 また、年代別で大きく使途が違うのも特徴です。20代以下では1位「貯金」81・7%、3位「趣味・レジャー」51・4%、4位「被服」14・7%等となっています。昨今ではパラサイトシングルが多く、幾分余裕が見られるものの、「お金を自由に使えるもの貯めれるのも今のうち」という意識の表れと思われます。

というのも40代では2位「住宅ローンの返済」44・0%、3位「教育費」39・5%が他の年代に比べて突出。20代以下で挙げた3項目は40代では回答率が半分以下であり、30代はその中間的で、若い時は自身が自由に使えた状況から家庭へと使途の変化が見られます。また、50代以上では40代で挙げた2項目は下がるものの、「耐久消費財の購入」や「家の修理」「親・子等への援助」等が高率回答でした。

Q「年末一時金の必要額は?」

 全体で2・718ヶ月+38、075円と月数は昨年を上回りながら、一律額は近年で最低となりました。順位は①3ヶ月+0円が16・3%、②2・5ヶ月+5万円が14・1%、③3ヶ月+5万円が13・6%、④2・5ヶ月+5万円が9・0%、⑤3ヶ月+10万円が4・1%と続きました。また、一律額0円が41・5%とここ最近の傾向通り高率でした。