堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

秋季闘争アンケート結果①

11月8日付

今年の秋季年末・一時金アンケートの結果について数回にわたって報告します。

Q「 年末一時金の使途は?」

 全体では例年ながら「生活費の補てん」73・8%が1位。2位「貯金」43・1%、3位「趣味・レジャー」32・4%が続きました。

 また、年代別で大きく使途が違うのも特徴です。20代以下では1位「貯金」84・3%、2位「趣味・レジャー」72・1%、4位「被服」16・3%等となっています。例年に比べ、20代以下の回収割合が高く、全体でも「趣味・レジャー」が上位に入りました。「お金を自由に使えるもの貯めれるのも、若い今のうち」という意識の表れと思われます。

 というのも40代・50代では「教育費」「住宅ローンの返済」が高く、かつては40代でピークを迎えていた「住宅ローン」は50代の方が高率で、高齢期でも経済的負担を強いられていることが伺えます。20代以下で挙げた3項目は40代では回答率が半分以下であり、30代はその中間的で、若い時は自身が自由に使えた状況から家庭へと使途の変化が見られます。また、50代以上では「耐久消費財の購入」や「家の修理」「親・子等への援助」等が高率回答でした。

 男女別で最も格差が大きかったのが「貯金」で20%以上女性が男性を上回りました。

Q「年末一時金の必要額は?」

 全体平均で2・705ヶ月+40,531円と月数・一律額ともほぼ昨年並みながら近年で最低水準となりました。順位は①3ヶ月+0円が18・8%、②2・5ヶ月+0円が14・8%、③3ヶ月+5万円が11・7%と続きました。また、一律額0円が44・5%とここ記録が残る限り最高で、「一律」の感覚が薄れていることが伺えます。