堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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日米合同演習は中止せよ!

滋賀・あいば野でオスプレイ参加?

(9月2日付)

 防衛省が10月上旬から中旬に滋賀県あいば野演習場で計画している陸上自衛隊中部方面隊と米海兵隊による日米合同演習(共同訓練)に、沖縄・普天間基地所属のMV22オスプレイを参加させることを、米軍側と最終調整していることがマスコミ報道で判明しました。

 オスプレイは、これまで世界各地で事故を多発させている欠陥輸送機であり、そのために沖縄県を初め全国で反対運動が大きく広がっています。墜落への不安や恐怖は8月5日に宜野座村で起こったHH60救難ヘリの墜落事故においても、現実のものとなりました。今回の合同演習で、事故を起こさない保障は全くありません。

 安倍首相や小野寺防衛大臣等は、「沖縄の米軍基地負担軽減のため、オスプレイ訓練の本土分散」を画策し、今回のあいば野日米合同演習にオスプレイを来演させる口実にしようとしています。しかし、オスプレイの本土分散訓練は、沖縄県民の負担軽減にはなりません。真に沖縄の負担の軽減を願うならば、オスプレイや米軍基地の沖縄と日本本土からの撤去を求めることが現実的な解決方法です。日本維新の会と松井大阪府知事、橋下大阪市長が政府に進言した「八尾空港での訓練」も本土分散への手がかりにする提案でもあったのです。

 あいば野における日米合同演習は、今回実施されれば13回目になりますが、今回のあいば野日米合同演習がより「侵略的な演習」になることは明瞭です。

 「集団的自衛権」容認、「国防軍」創設と憲法改悪の動きを絶対に許さないためにも、あいば野における日米合同演習反対運動を、これまで以上に大きく広げましよう!