堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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緑の島に基地はいらない㊤

11月14日付 R・Sさん

10月29日から31日まで、市職労OBからのお誘いで、福祉同友会主催の「沖縄学習旅行」に参加してきました。沖縄戦、米軍基地問題、文化や自然――改めていろんな表情の沖縄を感じる旅でした。

 一日目のテーマは、沖縄の過去=沖縄戦を学ぶ。元教員の与儀さんは、観光地ともなっている「魂魄の塔」前で、「沖縄戦で亡くなった各県の出身の兵士を祭った慰霊碑の碑文は、戦争を賛美したものも少なくなく、素直に手を合わせられない」と現地の思いを語りました。

 元鉄血勤皇隊(太平洋戦争末期の沖縄県において、防衛召集により動員された日本軍史上初の14~16歳の学徒による少年兵部隊)の古堅さんは88歳。「1945年3月米軍が上陸。当時の『国体護持・本土決戦』の方針で、なるだけ長期に米軍を足止めすることが求められた。嘉数高台では17日間の凄まじい攻防戦となり、500人日本兵が亡くなり、住民もまきこまれ374人が亡くなった。『アメリカの捕虜になると辱めを受け、虐殺される』とすり込まれ、追い詰められた住民が自ら命を絶った。軍隊や基地に頼っても、平和も安全も命も守ることはできないというのが沖縄戦の最大の教訓」と強く訴えました。

 二日目は、沖縄の現在=米軍基地とのたたかい。サンゴが育つジュゴンの海を壊すなと辺野古新基地反対の座り込みの激励。キャンプシュワプ前の座り込みの激励。さらに、高江のオスプレイパッド建設監視テントを激励しました。(つづく)