堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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緑の島に基地はいらない㊥

11月16日付

牧師が本業のガイドの金井さんは、「たたかいが激化して、逮捕されることが日常化しても、ことごとく不検挙で一泊すれば帰ってくる。非暴力の戦いを貫くなかで、排除はできても逮捕はできない。」と語ります。

 「賛成派・反対派が入り交じっているもと、職場や地元で、辺野古を口にするのは、たいへん勇気のいることだった。最初の行動を起こしたのは一人だった、でも今では町毎に順番を決めて、座り込みを継続している」。

 「米軍55万人の兵力(後方支援部隊を含む)に対して、日本軍は11万人。それだけ圧倒的な差があった。それを2週間以上抵抗した嘉数高台でのたたかいは、軍にとっての教材となっている。高台には、①普天間基地を遠望する観光客、②絶対戦争を起こしてはいけないという学習旅行のメンバー、③先輩の『勇敢なたたかい』を讃える米兵、④地形を活かしたゲリラ戦について学ぶ自衛隊員、など様々な立場の人が来る」。

 「70年経った今も不発弾が一月に1回くらい発見される。米軍の資料によると太平洋戦争で使用された爆弾は、日本全土で16万発、沖縄にはそれを上回る20万発使われたとある。不発弾2000発と推計され、完全になくなるのはに後100年くらいかかるだろうと言われている」。

 「米軍機は、日米地位協定で『校、病院の上、あるいは22時~6時は飛行禁止』決められているが、まったく守られていない。米軍にとって、沖縄は植民地だからだ」。(つづく)