堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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大阪市役所労組 思想調査裁判・組合事務所裁判

裁判闘争1周年

こころひとつに 激励を感謝のつどい開催

(7月31日付)

 橋下大阪市長の思想調査アンケートに対し、謝罪と精神的苦痛に対する賠償を求めて大阪市労組組合員59人が提訴した「思想調査裁判」。大阪市の不当な組合事務所退去通告に一歩もひかず闘っている「組合事務所裁判」。ふたつの裁判闘争の1周年にあたり、「こころひとつに激励と感謝のつどい」が7月26日、大阪グリーン会館で開かれ、原告、弁護団はじめ、支援の労働組合、市民団体など多くの仲間が駆けつけました。

 大阪自治労連・大原真委員長が主催者あいさつ。「5回の裁判を終え、本庁・全区役所前での定例宣伝は19回に。勝利するまで引き続き激励と支援を」と訴えました。

弁護団から「裁判官が大法廷を使うことを頑なに拒否しているなかで毎回、あふれる傍聴者がいる裁判はめったにあるものではない。思想調査アンケートの違法性、不当性を明らかにしていく」(井関和彦弁護士)、「組合事務所裁判は自治労(連合)も行っているが、決定的に違うのは、市労組は組合事務所を撤退しないで闘っていること。いかに市側の言い分に合理的根拠がないか明らかだ」(城塚健之弁護士)と指摘しました。

 「橋下・維新の会との闘いは5年になる。ふたつの裁判も労働者全体への攻撃として攻勢的に闘ってきた。引き続き全力でとりくむ」(大阪労連・川辺和宏議長)、「橋下市長の『慰安婦』発言に女性の怒りが火を噴いた。裁判支援も女子力アップで勝利までがんばりましょう」(新婦人府本部・川本幹子会長)など激励があいつぎました。

 原告団・永谷孝代団長は「労働者として、人間としての誇りをかけた闘い。大阪市をよくするためにもがんばる」、大阪市労組・竹村博子委員長は「働くものと市民の権利、生活を守る闘いとして勝利までがんばりたい」と決意を語り、大きな拍手に包まれました。