当局は使用者としての責任果たし
労使合意できる回答を
(5月22日付)
本日は、2013年夏季闘争要求書に対する最終回答日となっています。当局はこれまでの経過を踏まえ、労使合意できる回答を示すことが求められています。
この間の交渉では、職場から寄せられた切実な声に基づき、夏季休暇の日数、人事評価制度、退職金の削減問題、人員体制と時間外労働、非正規職員にかかわる諸問題等について、当局の考えを質すなかで、その矛盾点や道理のなさを厳しく指摘するとともに、この間の経過を踏まえ、使用者責任を果たす立場で労使合意できる解決策を示すよう、粘り強く求めてきました。
特に退職金の削減問題を巡っては、当局自身も認める、政令市移行時の給与構造改革に伴う諸問題についての解決を放置したままで、当局のやりたいことだけを押しすすめることは、到底許されることではありません。
20日は、第3回団体交渉の予定日でしたが、当局が解決にむけた姿勢に立ちきらないなかで、交渉開催には至りませんでした。その後の窓口折衝で当局が言明した「使用者としての解決責任を踏まえ、第3回交渉の開催に向け3局長として最大限努力したい」という言葉を受け、本日、交渉を開催し、労使合意できる回答を示すことが当局に求められています。
給与構造改革に伴う諸問題って???
①一般職員の昇給カーブが35万円代で頭打ち
②高年齢職員の昇給ストップ
③専門職の一部に昇格ポストがなく給料が上がらない
④他政令市に比べて賃金水準が低い級別標準職務
⑤実態に合わない現業職給料表、等々