(5月22日付)
◆半数超が16日未満 昨年度の年次有休休暇(新採除く)について、「20日以上」取得したのは12・6%。「16~20日」と合わせても半数にも満たない状況です。
一方、4日未満が6・2%、4~7日が10・2%と6人に1人が8日未満しか有休が取得できていません。また、8日未満の割合を年代別に見ると50代以上9・3%、40代17・9%、30代18・5%、20代以下28・4%と若くなるに連れて増加しています。
◆「仕事をこなせない」が増加 年次有給休暇未消化の理由は「病気など何かのときのために残しておく」が56・2%で1位。2位が「仕事をこなせない」42・2%で昨年(33・8%)から大幅に増加しています。「周りに迷惑をかける」も40・7%で、この2項目が大きな要素です。
一方で「取得する必要を感じない」はわずか8・0%と「取りたくても取れない」状況です。
「周りに・・」の2項目を見ると20代以下が年代別1位。若い職員は周りを気にしながらの取得となっているようです。また、「仕事をこなせない」は40代が年代別の1位でした。
支部別では保育所・社会福祉で「周りに迷惑をかける」が6割超。保健衛生や事業団も高く、ギリギリの人員体制で業務を執行していることが伺えます。