堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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'13夏季闘争アンケート結果②

一時金の使途 (5月21日付) ◆生活費の補填8割  一時金の使途について「生活費の補てん」が80・5%と4年ぶりに8割を超えました。4月からの賃金カットにより月例給だけで生活できない割合が増加したと考えられます。以降、2位が「貯金」40・9%、3位が「住宅ローンの返済」38・0%、4位が「趣味・レジャー」37・5%と続きます。 ◆年代別の変化  一見、「貯金」や「趣味・レジャー」が上位にあり、「十分余裕があるのでは」と考えてしまいそうですが、年代別を見ればそうではありません。  20代以下では貯金80・5%と高率であるものの、30代、40代、50代以上と年代が上がるに連れて55・9%、33・5%、22・0%と低下。特に老後に備えるべき50代以上で約5人に1人しか貯金できない実態が伺えます。  これは趣味・レジャーについても年代の若い順から64・4%、46・5%、28・4%、26・3%と貯金とほぼ同様の傾向があります。 ◆40代は家庭に  最も使途に「自由度が低い」と考えられるのが40代です。「住宅ローンの返済」45・0%と「教育費」38・8%は年代別の1位となった一方、「被服」は最下位の6・1%。家庭や子どもにかける費用が大きく、自身が自由に使える割合が小さくなっています。  家庭や持家を持つ前の若い時代に貯金し、その後はそれらに一時金を使って余裕がなくなっていく状況が伺えます。 ◆定年後も・・  他に特徴的な数字では再任用職員の使途3位が「親・子等への援助」24・1%で同職種の3位タイ。定年を迎え、収入が減少しても援助を余儀なくされている状況が浮き彫りになりました。