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夏季闘争・第1回交渉報告③~人事評価結果の勤勉手当への反映

職員の理解と納得が得られるまで凍結を

(5月17日付)

【市職労ニュース16日付のつづき】

 この間、寄せられている職場からの声に基づき、追及。

理解と納得の検証を

 評価者と被評価者の理解と納得の検証に向け、研修アンケートの集計状況を確認。

 当局は「詳細については後日具体に示したい。組合アンケートの中で指摘を受けているが、シートの見直しは最終形とは思っていない。今後も見直すべきは見直していきたい」と述べました。

被評価者数の規模

 交渉団からは「担当業務をこなしながら、20人以上担当する方もいる。これで本当に公正な評価が可能なのか。当局は面談の重要性を強調するが、試行時、面談の時間確保が不充分な実態があった。面談の対象者も拡大する」と指摘。

 当局は「改めて面談の重要性を通知した際、一次評価者が過度の負担にならないよう、各課長にお願いした。まずは所属で考えていただきたい。個別の事案については十分にお話ししていきたい」と回答。「所属で工夫というのも限界がある。試行でも面談ができていない。これは職場体制の問題」と追及すると、「事由についてお聞きして、対応策を考えたい」と答えました。

勤勉手当への反映

 交渉団は、「通知の時点で『勤勉手当への反映を行う』という書き方。そう言われたら、職場は悩み、混乱する。協議前にこういう通知を出すな」と厳しく指摘し、「勤勉手当への反映については労使合意事項。大きな問題。時間切れなど許されない。腹割って納得いくまで話し合いを」と追及。

 当局は「早急に協議し、誠意を持って合意を求めていきたい」と回答しました。