堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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人事評価~研修受講者の疑問・意見①

人事評価の協議を開催せよ

(2月12日付)

【研修について】

▼人事評価制度について、制度設計課が研修すべきではないか。研修内容は、基本的にテキスト通りで、職員にもできると思う。

ルーチンワークについて、業務の廃止、縮小、統合(集中化)、OA化、委託、移管(委譲)が、なぜ高評価になるのか。そちらへ誘導しようとしているのではないか。

▼「部下のがんばり」を評価とあるが、出来る人のそれなりと出来ない人の頑張りを比べるのはそもそも困難。難しそうに仕事をすれば評価が上がるなんて事になるのなら職場での疑心暗鬼が広がるだけと思う。

▼行動基準表―企画・改善工夫―C「担当業務をより効率的に遂行しようとする意識が乏しいため、自ら業務改善のアイデアを提案すること業務のすすめ方は前例踏襲になることが多い」とあるが、過去に前例を承認してきた経過は否定されるのか。

【実施上の問題点】

▼係員1人あたりの管理についての記録時間を1日15分と考えると(実際は、面談・評価書作成などもっと多い)

係員16人で、1日当たり6.4時間(実質1人の増員相当)年換算(250日)で、1600時間分の残業代の計上が必要。

▼この制度を推し進めていくと、「うつ」などの心の病の人が増えてく気がしますが(特に評価者側)、制度所管課が、異動・採用・人事評価制度実施責任をとるのか。

▼管理職で無い係長職に管理事務を割り当てること自体おかしい。▼OBについても、係長が評価することになっているが、かつての上司を評価する場合もあり、相当な心理的負担がある。