堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

4月から実施の副主査制度

選考基準や給料表切替え等詳細についてやり取り (3月27日付)  4月から実施される副主査制度及び給料表の見直しについて、さまざまな疑問が寄せられています。 本紙3月17日付けに続き、概要についてお知らせします。 副主査とは  副主査とは、業務遂行のリーダー的な役割を果たし、若手の一般職員の指導育成にあたる職として位置付けられ、給料表では、行政職3級、現業職3級、福祉職2級に格付けされます。  なお、①一般職の中で設ける職である、②職責を明確にするため名札や職員録等に副主査を表示する、③4月1日付けで発令、とされています。 現在、主任の方  副主査となります。 来年度、主任になる方  4月1日に主任になる予定の方(係長級昇任試験1次合格者や年度末年齢38歳で主任選考された方)は、新年度で副主査となります。 選考基準の主なやり取り WEB研修  スマートフォンからの閲覧は研修ソフトの関係で不可。 所属での事務従事が25年度以降となっている理由  書類保存期限により25年度以降とした。 点数についての経過措置  制度設計上の理由で、38歳未満は経過措置なし(30点)。 経験者枠の経過措置  他の方との均衡を考慮し人事評価結果を有しない期間は「Ⅲ」として取り扱う。 給料表の切替え  副主査創設に伴う給料表の見直しの結果、副主査となる方以外にも4月に給料月額が切替えとなる方がいます。(行政職は、3月26日付け本紙裏面参照)  また、給料表を1級1職階に再編することにより、主に係長級と課長補佐級で給料月額の調整が必要となるケースが生じることについて、組合員から「これまで新任係長には3級在級期間があったのに、これから係長となる方はいきなり4級となる。ふに落ちない」との声が寄せられています。  しかし当局は、「現行制度下においても3級係長が4級に昇格すれば、先に4級に昇格している係長とほぼ同等の格付けとなることから、今回の調整についても逆転が生じる場合に限定して調整する」と述べています。  副主査制度について、外郭団体に出向した場合など職場状況や家庭状況の差異による不公平が生じないよう、制度実施後も検証を求めます。