堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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拡大中央委員会開催~カットに対するたたかいを承認

「動けば変わる」今後の運動につなげよう (2月12日付)  7日、「賃金削減撤回等を求めるたたかいの中間総括案」と、「春闘方針案・要求書案」を議題に、第5回拡大中央委員会を開催しました。  議長に、税務支部の天野中央委員を選出。開会にあたり丹野委員長から「求めてきた撤回には至らなかったものの、『一時金等の手当への反映をなくす』『カット率の縮減』といった一定の圧縮が図られた。職場の世論を結集し粘り強く交渉してきた結果」とし、「『大企業の内部留保の一部取り崩しで大幅賃上げを』と、社会的な世論で包囲する運動に合流するとともに、残課題に対し、組合員の要求を前面に押し出した春闘にしたい。同時に組織の強化・拡大をすすめていこう」とあいさつしました。  荻野書記長が、案件(後日掲載)を提案。続いて4名が発言し、討論しました。 水道支部・U中央委員  自分自身、交渉に入ってきて、やむを得ないという率直な気持ちだが、許せないのは、給与構造改革時の労使の確認事項が履行されていないこと。市長との意見交換会(後日掲載)でも温度差が大きいように感じた。労使関係の当事者であり、約束したことは守る責務がある。当局にもう一度腹に落とさせつつ、給与構造改革時に「賃下げ目的ではない」としたことに対し、別の方法も含め、どういった形で実施するのか、主査選考制度の枠にとらわれずに考えさせる必要がある。同時に、不安定雇用、非正規労働といった大きな取組もすすめてもらいたい。 市民支部・S中央委員  区切りとすることに賛成の立場で発言したい。業務が忙しく、個々に聞けていないが、青年の要請行動やランチタイム集会での意見集約などで、当局もギリギリまで追い詰められたと思う。何か動けば、一定前進するということを確信にしたい。 非常勤一般・S中央委員  非常勤職員の高年齢者雇用のポストの運用をめぐり、11月から協議を重ね、本人への意向確認が行われた。組合があって本当によかったと感じている。 市民支部・M中央委員  ここが落とし所かなぁと思う。執行部には粘り強くやってもらった。組合員も世の中の流れを見ているので、労働組合がたたかわないといけないと認識できたと思う。次回は、堺市政にかかわる情勢やどんな市政を望むのか補強してもらいたい。今日は新たなたたかいの一歩と位置づけられていると思うので、職場から協力していきたい。 展望もてるたたかいを  発言に対し、荻野書記長は、「意見・要望については、今後、執行部で議論したい」とし、「何かすれば変えられると、展望をもってもらえるようがんばりたい」と結びました。  これらの討論を経て、天野議長の議事により、中間総括案を参加者の拍手で承認し、春闘方針案等については、職場で議論することを確認し、閉会しました。